選択肢に悩む就活生に必要な『エッセンシャル思考』

かくいうわたしも就活真っ只中です。
しかしわたしの場合は学部三年生ということで、大学院進学という選択肢もあり、更には進学するなら現在の大学ではないところに行こうと考えているため、選択肢がとてつもなく多いです。調べれば調べるほど選べなくなっていく、という迷路に陥りました。
選択肢が多いことはとてもありがたいことです。しかし、たくさんのことに手をつけるとどれも中途半端になってしまい、精神的にも参ってしまい、正しい選択ができなくなってしまいます。

そこで、そもそもの「選び方」が間違っているのではないかと思い、『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』という本を手に取りました。

まず、エッセンシャル(= essential)とは「必須な、本質的な」という意味です。 本書ではひたすら「自分にとって本当に必要なことだけをやる」ということを述べています。これが本書のエッセンシャルです。

「大切なことだけを選ぶ」と言葉にすれば当たり前で簡単に思えますが、現実的にはとても難しいです。 今のわたしのように、就活も大学院進学もどっちも大切だからどっちもやろう、とりあえず全部やろう、となってしまう人は多いのではないでしょうか。

本書では、選ぶために必要なことをこのように述べています。

1. 明確で厳格な目標設定をする
2. 多くの選択肢を検討する
3. 1.の目標に沿ったものを選び、それ以外は捨てる

まず第一段階の目標が、抽象的すぎて明確でないと「とりあえず全部やろう」と行った非エッセンシャル思考に陥ってしまうそうです。

なのでわたしも、「エンジニアとして働く」といった曖昧な目標をもっと明確にしてみました。
「エンジニアとして充実した生活を送る」

充実した生活の言葉の裏には、

  • 生活できないレベルでない限り、収入にはこだわらない
  • 収入よりもやりがい、自己能力の向上を優先する
  • 仕事だけではなく日常生活も大切にする

といった意味が込められています。
様々な選択肢に悩んで迷路に陥っていましたが、少しゴールが見えたかな…